システム開発の意外な現実

システム開発とは、ざっくり説明すると「コンピューターによって業務を効率化する
ための仕組みを作ること」となります。
そのため、主に想定されるのは企業で使用される業務用のシステムです。
開発担当者はお客様である企業の担当者に必要な機能を確認し、要求される
システムを設計、構築することになります。

おそらくシステム開発と聞くとみなさん「忙しい」「眠れない」「休日出勤が多い」と
典型的なハードワークを想像されるかと思いますが、これは取引先企業の業種や
構築するシステムにもよります。
一番忙しいのは、おそらく金融関連企業の業務システム構築でしょう。金融系の
システムは年中フル稼働のため、メンテナンスは比較的使用者が少ない夜間の
数時間で行う必要があります。また、保険や投資などの商品情報を扱うシステムに
なると、商品内容の決定時期や急な内容変更が起こったとしても締め切りを動かす
ことができず、スケジュールがタイトになります。

逆に比較的休みが取りやすいのは製造業の業務システム構築です。これは取引先
企業の多くがきっちり休みを取るところが多いからで、特に客先常駐の場合は取引先の
休みにあわせて開発者も休むことになります。大幅な改修でユーザーが居ない時に
作業しなければならないとなっても、取引先の休みに出勤して代休を取れるので、
一般的なイメージの「システム開発の仕事」よりもゆとりを持って仕事をしている印象が
あります。

どちらにしても、大切なのは「ユーザーに不便を感じさせない」ということです。
システム開発者は技術ひとすじの職人気質というイメージを持たれがちですが、実際は
サービス業のような気配りも必要な仕事です。